【お知らせ】EIセンチメント、クラウド版をローンチしました。


報道関係者 各位

業績の変動要因を可視化する『EIセンチメント』、クラウド版をローンチ
~「何個売れたか」から「なぜ買われたか」へのマーケティング変革を支援~

エコノミックインデックス株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長兼CEO:ブロディ エルマー ジュリアン 以下、当社)は、ビッグデータ時代のクラウド型市場調査・分析サービス“EIセンチメント”の提供を開始いたしました。

【図1】“EIセンチメント”の製品ロゴ
“EIセンチメント”の製品ロゴ

■“EIセンチメント”とは
“EIセンチメント”は、SNS、テレビなどの各種メディアや企業の広報宣伝活動などによって創出された社会の【空気】が業績変動に与えた影響を、人工知能(AI)の技術を活用して可視化・検証できるクラウド型の調査・分析サービスです。
使い方はとても簡単で、商品名、タレント名や消費イベントなど任意で設定した単語に対して、日々の業績数値を入力するだけで、業績の変動と似通った振舞いを示すメディア上の単語を最短数分でグラフィカルに表示します。

■「何個売れたか?」から「なぜ買われたか?」への進化
通常、「なぜ今その商品を選んだか?」といったアンケートに対しては、「なんとなく」や「安かったから」のような漠然とした回答が多く、実際のところ購買の理由を明確に認識できていないことが多いと言われています。

一方で、「ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である。」という格言にもあるように、購買の裏には顧客の真のニーズがあり、商品企画や広報宣伝といったマーケティング活動はもちろんのこと、イノベーション創発という経営の観点からも改めて注目されています。

また、「クリスマス」、「七夕」、「入園」や「七五三」などの消費イベント単語は毎年特定の時期に数多くメディアに出現しますが、商品名のような固有名詞は一般的な単語の中に埋もれてしまいがちであり、出現回数を見ただけでは自社の業績にどれほどの影響を及ぼしたのか知る由もありませんでした。

“EIセンチメント”なら、標準で70単語までという大量の切り口を通じて、日々の業績数値が生成された要因が広報宣伝活動による直接的な効果なのか、顧客インサイトや市場の空気を受けた思いもよらなかったものなのかを高い確度で識別する突破口を手に入れることができ、さらにセルフツールとして、その仮説検証サイクルを高速回転できるようになります。

【図2】“EIセンチメント クラウド版”の画面イメージ
EIセンチメントのダッシュボード
※ダッシュボードでは、分析の切り口になる直近の単語ランキングをサマリー表示します。

▼“EIセンチメント”の導入事例
・メガバンク/リテール商品の申込み数
・テレビ局/屋外イベントの売上・来場者数を比較
・外食チェーン/全国と東京地区それぞれの売上を比較

▼2016年1月~3月の日経平均株価に影響を与えた要因は?
具体的なサンプルとして、公開されている日経平均株価を架空の企業「ニッポン株式会社」の業績数値と仮定して、数値の変動に影響を与えた要因は何なのか、消費イベント単語や相場用語に加え、時事キーワードで分析した結果を紹介します。
3ヶ月間の累計値では「原油」がトップスコア、2位が「保育」、3位が「キャンプ」となっており、月別では以下の通りとなりました。
・1月:「原油」、「卒論」、「日経平均」
・2月:「バレンタイン」、「キャンプ」、「節分」
・3月:「保育」、「ホワイトデー」、「春休み」
以下、「原油」vs「保育」という例で、画面イメージをご紹介します。

【図3】2016年1月から3月の業績推移(KPI)
日経平均株価の終値を設定しています。
KPIグラフ

【図4】設定した単語の出現回数グラフ ※緑=原油、青=保育
出現回数だけを見ても業績数値との関連性はわかりませんでした。
キーワード出現回数グラフ

【図5】業績数値と単語との相関を表す単語影響力のグラフ ※緑=原油、青=保育
1月の「原油」、3月の「保育」がハッキリと浮かび上がっています。
キーワード影響力グラフ
※この分析結果は、会社のブログ等で随時公開してまいります。

■“EIセンチメント クラウド版”の開発背景
・スマホの普及で加速する情報爆発は、日々の企業業績にどれほどインパクトしているのか?
・刻々と変化する生活者のニーズや顧客インサイトは、自社の業績に反映されているか?
これらの問いは、アンケート調査、POSデータの分析、アクセスログ解析や口コミ分析など既存の調査・分析手法だけでは難しかったものの、ビッグデータ時代と称される情報技術の進展と費用の低減により10年前と比べれば格段に答えを見つけ易いものとなりつつあります。

しかしながら、目的に応じてどのデータを取り扱うかというビジネスの視点や、さまざまな形態で収集されたデータを整形・加工するプログラミングスキルなど、データサイエンティストと呼ばれる高度な専門知識と多様なビジネス経験を持った人材が必要とされ、多くの企業にとって、ビッグデータに埋もれている“宝モノ”を発掘するのはまだまだハードルが高いのが現状です。

“EIセンチメント”は、当社代表のジュリアンが前職のヤフー株式会社在籍時に、広告配信やレコメンドエンジンの応用から株価など金融市場の価格形成プロセスを研究する中で得られた知見をコンセプトとし、2012年の創業から2年半を掛けて開発したアルゴリズムを用いて、2015年春からデータ分析サービスとしての提供を開始しました。
その後、複数の国内大手企業で売上や客数、申込み件数などが生成された要因を分析するプロジェクトをアドホック型で実施しましたが、お預かりした業績数値を用いてデータサイエンティストがチューニングを繰り返すプロセスは、分析作業のスピードと会社のスケーラビリティーという面で課題となっていました。

このたび、さらに1年間の開発期間を経て提供を開始したクラウド版では、アルゴリズムを自動的に実行できるよう進化させると共に、業績数値と分析対象となるキーワードも汎用的なリストから適時取捨選択できるようにしたことなどで、データサイエンティストの力を借りなくても、一般企業の誰もが手軽に独自の仮説検証サイクルを回せるサービスとして構築しています。

■本件リリースのお問い合わせ先
サービスの概要および価格等は、“EIセンチメント”のページをご覧ください。
その他お問い合わせについては、お問い合わせフォームをご利用ください。

以上